信頼をモットーに、安心をお届けします。あなたの身近に親切な社会保険労務士事務所があります。
〒530-0004
大阪市北区
堂島浜1-1-8
堂島パークビル3階
〒162-0843
東京都新宿区
市谷田町1-19-2
ECS第19ビル3階
〒530-0004
大阪市北区
堂島浜1-1-8
堂島パークビル3階
取扱業務&料金体系
ご契約までの流れ
NSRにゅーす
中島塾ブログ
社労士Eye
2015/08/04
デフリンピック

デフリンピック
 身体障害者のオリンピック「パラリンピック」に対し「デフリンピック(Deaflympics)」は、ろう者のオリンピックとして、夏季大会は1924年にフランスで、冬季大会は1949年にオーストリアで初めて開催されています。障害当事者であるろう者自身が運営する、ろう者のための国際的なスポーツ大会であり、また参加者が国際手話によるコミュニケーションで友好を深められるところに大きな特徴があります。

 なお、デフリンピックへの参加資格は、補聴器をはずした裸耳状態での聴力損失が55デシベルを超えている者で、各国のろう者スポーツ協会に登録している者とされています。また、競技中に補聴器を装用することは禁止されています。これは身体の安全を確保する観点によるものです。

 デフリンピックを運営する組織は、国際ろう者スポーツ委員会(International Committee of Sports for the Deaf)で、1924年の設立以来、デフリンピックやろう者世界選手権大会の開催、そして各国のろう者スポーツの振興など、着実な取り組みを続けています。現在の加盟国は104カ国です。

パラリンピックとデフリンピック  国際パラリンピック委員会(International Paralympic Committee)が1989年に発足した当時は、国際ろう者スポーツ委員会も加盟していましたが、デフリンピックの独創性を追求するために、1995年に組織を離れました。

そのために、パラリンピックにろう者が参加できない状況が続いています。なお、デフリンピックの独創性とは、コミュニケーション全てが国際手話によって行われ、競技はスタートの音や審判の声による合図を視覚的に工夫する以外、オリンピックと同じルールで運営される点にあります。

また、パラリンピックがリハビリテーション重視の考えで始まったのに対し、デフリンピックはろう者仲間での記録重視の考えで始まっています。しかし、現在は両方とも障害の存在を認めた上で競技における「卓越性」を追求する考えに転換しています。

デフリンピックの概要
https://www.jfd.or.jp/deaflympics/games/about.php

社会保険労務士法人NSR
大阪オフィス
東京オフィス
大阪市北区堂島浜1-1-8 堂島パークビル3階
東京都新宿区市谷田町1-19-2 ECS第19ビル3階
TEL:06-6345-3777 FAX:06-6345-3776
TEL:03-6280-7156
Copyright © 社会保険労務士法人NSR All Rights Reserved.